ユニック車ってなぜ倒れない?安全に重い荷物を吊り上げる3つの秘密
工事現場でよく見かける、クレーンが付いたトラック。
あれはユニック車と呼ばれる車両で、建設資材を運ぶ大活躍の存在です。
あんなに重い仮設足場材などを吊り上げているのに、なぜひっくり返らないのか不思議に思ったことはありませんか。
実は、車体が倒れないように支えるための確実な仕組みが隠されています。
まずは、アウトリガーという強力な脚の存在。
トラックの横からニョキッと突き出る油圧式の脚を見たことがあるでしょうか。
これを左右にしっかりと張り出すことで、車体の重心を安定させています。
タイヤを地面から浮かせるほど踏ん張ることで、踏ん張る力を何倍にも高める構造です。
この脚を出さずにクレーンを動かすと、あっさりと車体は傾いてしまうでしょう。
次に、ブームと呼ばれるクレーンの竿を伸ばす順番と角度。
荷物を吊り上げる際は、ただ伸ばせば良いというわけではありません。
クレーンを高く上げるほど、実は手元にかかる負担は少なくなります。
逆に、低く遠くへ伸ばそうとすると、テコの原理で車体が引っ張られてしまう仕組み。
そのため、荷物の重さに応じて伸ばす長さや角度を緻密にコントロールしています。
最後は、過負荷防止装置というハイテクな安全システムの働き。
いくらベテランのドライバーでも、目測だけで限界の重さを判断するのは危険です。
そこで、限界に近い重さがかかるとアラームが鳴ったり、自動で動きが止まったりする機械が今のトラックには載っています。
この3つの要素が組み合わさることで、安全な運送業務が成り立っているわけです。
安全な運行には事前の車両点検も欠かせません。
弊社でも、運行開始前に足回りのチェックやアウトリガーの動作確認を毎日徹底しています。
神奈川県藤沢市にお住まいで、こうした特殊なトラックの運転や運送の仕事に興味がある方はぜひご相談ください。




